Sun StorEdge Remote Response (SSRR) サービスを購入して利用できます。このサービスでは、モデムフォンホーム機能を使用するために、1 本以上のアナログ電話回線が必要です。SSRR ソフトウェアは、顧客データホストにインストールします。イベントを収集し、記録する診断および監視ソフトウェアは、ストレージサービスプロセッサ上に存在します。
- ソフトウェアがイベントを記録し、イベントの情報が定義済みの許容範囲内でない場合は、電子メールまたはポケットベルでサンの技術者に警告を発行します。
- ファイアウォールの外側のサンの技術が、SSRR サーバーにアクセスして、スクリプトを実行します。
- スクリプトが顧客のモデムの呼び出しを開始し、クライアントのネットワーク端末コンセントレータ (NTC) とストレージサービスプロセッサにログインとパスワードを供給します。
- スクリプトが、ストレージサービスプロセッサと SSRR サーバー間のセキュリティ保護ありの PPP (point-to-point protocol) 接続のネゴシエーションを行い、顧客のストレージサービスプロセッサに自動的にサンの技術者をログインさせます。
- こうして、サンの技術者はストレージシステムにアクセスして、遠隔から診断し、多数の保守作業を行うことができます。