~xc/config/cf/xf86site.def におけるものです。
~xc/config/cf/xf86site.def で HasGcc2 を正しく設定する必要が
あります。
また、お使いのバージョンの gcc が `sun' を予め定義していることを確かめ
なければなりません。2.4.5 では定義されていないことがわかっていま
す。必要に応じて、/usr/local/lib/gcc-lib/*/*/specs ファイルを
編集して *predefines: 行を修正してください。
注意: gcc でコンパイルしたスレッド対応の Xlib には少し問題があります。 98% はうまく動作するのですが、クライアントがときどきおかしなハ ングをすることがあります。特に xv-3.10 などの画像ビューアではこの問題 が顕著です。
gcc を使っている場合には、~xc/config/cf/sun.cf ファイルで
ThreadedX を NO に設定することをお勧めします。ProWorks にはこの問題は
ありません。
XFree86 3.3.2 では、/opt/SUNWspro/bin ディレクトリ内に、それぞれ実際の
gcc, g++, c++filt コマンドを指す cc, CC,
c++filt というシンボリックリンクがをあるように設定する必要があり
ます。
~xc/config/cf/host.def ファイルで
UseExportLists を NO に設定する必要があります。
/opt/SUNWspro/bin がパスに入っていなければなりません。
/usr/ccs/bin は PATH の先頭に
置かなければなりません。ここにあるユーティリティの代替となる GNU
のツールの一部は問題を起こすことが分かっています。したがって、
これらのプログラムの /usr/ccs/bin 版は、他のどの GNU 版プログ
ラムよりも前になければなりません。(特に、GNU 'ar' は構築中に動作
しません。)
~xc/config/cf/xf86site.def ファイルでは
HasSolx86apertureDrv を YES に設定して、アパーチャドライバを有効にする
必要があります。
Solaris 2.5 以降には、この機能を提供するシステムドライバ
(/dev/xsvc)があります。このドライバはサーバが自動的に検出する
ので、アパーチャドライバをインストールする必要はありません。
Solaris 2.1, 2.4 用に、このドライバのソースが
~xc/programs/Xserver/hw/xfree86/etc/apSolx86.shar にあります。
ドライバの構築とインストールは割合簡単です。付属の README ファイルを参
照してください。