通常は cron 機能から実行されますが、[エージェントの開始] オプションを使用すると、エージェントを手動で実行できます。
エージェントを手動で実行するには、[ホストの選択] プルダウン メニューからホストを選択し、[RUN] をクリックします。
注:
Sun StorEdge A5000 アレイなど、一部のデバイスでは、Storage Automated Diagnostic Environment が週に一度自動的にバージョン情報を抽出します。
[すべてのデバイスを監査] チェック ボックスをオンにすると、次の実行スケジュールまで待たずに、手動で Storage Automated Diagnostic Environment にすべてのデバイスの検索を実行させることができます。
[構成の電子メール送信] 機能を使って、指定した電子メール受信者に詳細な構成レポートを送信できます。構成レポートには、すべての監視対象デバイスのリストと、各デバイスに対する最新の計測機構レポートが含まれます。トポロジ情報も電子メールで送信できます。
注:
システムが適切に設定されていないと、電子メールが送信されない場合があります。これは特に Storage Service Processor 環境で見られます。Storage Service Processor がサブネット上にあり、目的の宛先へのゲートウェイが存在しない場合です。詳細については、『Sun StorEdge 3900 and 6900 Series Hardware Installation and Service Manual』を参照してください。
設定情報を電子メールで送信するには
- [システムユーティリティ] ウィンドウで [構成の電子メール送信] リンクをクリックします。
- [電子メールアドレス] テキスト ボックスに電子メールアドレスを入力し、[電子メール] をクリックします。
[構成の電子メール送信] 機能によって、Sun はお客様の情報を参照できます。ただし、電子メールで送信された構成レポート内のトポロジを表示するには、ブラウザが「Sun の内部広域ネットワーク」(SWAN) にアクセスできる必要があります。
構成の復元機能により、代替マスターからエージェント設定を復元することができます。
構成には、識別情報に加えて、デバイス、ホスト、および電子メール通知の情報が含まれています。
システムが実行を完了すると、構成ファイルの復元を確認するメッセージが表示されます。また、構成ファイルで指定された電子メール アドレスにもメッセージが送信されます。
[スクリプトの実行] ウィンドウでは、ユーザーが GUI からコマンド行プログラムを実行できます。
スクリプトを実行するには
- [システムユーティリティ] ウィンドウで [スクリプトの実行] をクリックします。
- [スクリプト] リストからスクリプトを選択してクリックします。
スクリプトの GUI バージョンが右側のフレームに表示され、変更を加えることができます。
- 必要に応じてスクリプトを変更した後、[コマンドを実行] をクリックします。
[パスワードの保守] ウィンドウを使用して、 GUI のセキュリティパスワードを変更できます。
セキュリティパスワードを変更するには
- [システムユーティリティ] ウィンドウで [ルートパスワード] をクリックします。
- 現在のパスワードを知っている必要があります。現在のパスワードが不明な場合は、save_password ユーティリティを使用して新しいパスワードを作成します。
注: 最初にインストールした後のデフォルトのログインおよびパスワードは、ras / agent (すべて小文字) です。
- 古いパスワードを入力します。
- 新しいパスワード (4 文字以上) を入力します。
- [更新] をクリックします。
セキュリティ パスワードが変更されます。
Storage Automated Diagnostic Environment 管理者は、以下に挙げるカテゴリに対してアクセス特権を割り当てることができます。特権を割り当てるほかに、管理者は新しいユーザーを追加したり、パスワードを保守したり、既存のユーザーを更新または削除したりできます。
注:
- ユーザーを削除するには、管理者は暗号化されたパスワードを削除して、[追加/更新] をクリックする必要があります。
- このリリースの Storage Automated Diagnostic Environment の新機能として、GUI ウィンドウのサイズをカスタマイズすることができます。オプションには、[大]、[小]、[フレームなし] があります。
- [言語] プルダウン メニューが追加され、[英語]、[フランス語]、または [日本語] を選択できます。 現時点で使用できる言語は [英語] だけです。
user
保守機能に変更を加えることはできません。
admin
[保守] セクションで追加、削除、更新を行うために必要です。
test
テストを実行するために必要です。
script
スクリプトを実行するために必要です。
expert
[FC 分析] セクションを使用するために必要です。
[ログインのクリア] 画面を使用すると、現在のユーザーをクリアして、ブラウザを終了せずに別のユーザーとしてログインできます。
ログイン画面をクリアするには
- 「認証に失敗しました。 再試行しますか?」という質問に対して、[キャンセル] をクリックします。
- ログイン画面に戻るには、ブラウザ ウィンドウを再ロードします。
[アプリケーションの起動] 画面を使用すると、特定のデバイス タイプを管理するための任意の Web ベース アプリケーションを 1 回のクリックで起動できます。