デバイスの検出

Storage Automated Diagnostic Environment に対して、[デバイスの検出] ウィンドウに表示されているデバイスタイプを環境内で検索するように要求できます。

注:

このログファイルに有効な Sun StorEdge T3 および T3+ アレイ エントリがある限り、自動検出機能はそれらを検出し、追加します。 システムログをロールオーバーするのとほとんど同じ方法でログファイルをロールオーバーすることで、古い不要な Sun StorEdge T3 および T3+ アレイが追加されるのを回避できます。 スクリプト /usr/lib/newsyslog および /etc/cron.d/logchecker を参照してください。

カスケードスイッチとして構成された SAN では、ホストアタッチメントを備えたスイッチ (すなわち、ローカルホスト) のみを /etc/fcswitch.conf ファイルに記載する必要があります。Storage Automated Diagnostic Environment は、最初のスイッチが検出されると、カスケードスイッチを検出します。

注:

Brocade Silkworm スイッチを手動で追加するか、Brocade Silkworm スイッチの LAN を検索し、指定した LAN 上で検出された不要なデバイスを手動で削除する必要があります。  

 

 
Sun StorEdge 3900 または 6900 シリーズキャビネットの検出

直接接続ストレージ (DAS) 環境用の Sun StorEdge 3900 シリーズストレージシステム、および記憶域ネットワーク (SAN) 環境用の Sun StorEdge 6900 シリーズストレージシステムは、完全な、設定済みストレージソリューションです。エンドユーザーは、サブシステムの内部コンポーネントに対して限定されたアクセス権しか持っていませんが、システムのストレージ機能は完全に利用することができます。

[デバイスの検出] ウィンドウで [Sun 3900/6900] ボタンを選択すると、Storage Automated Diagnostic Environment は Sun StorEdge 3900 または 6900 シリーズキャビネットの問合せを行います。 Sun StorEdge 3900 または 6900 シリーズ キャビネット内のサービス プロセッサの IP アドレスまたは名前を選択する必要があります。次に、StorADE マスターは、ローカルまたは 3600/6900 サブシステム用に選択されたスレーブのアドレスの問い合わせを行います。

  1. [ホスト] メニューの [実行] から、ホストを選択します。
  2. 切り換えボタンで [監視の開始] をオンにします。
  3. [3900/6900 の検出を確認] をクリックします。

注:

Sun StorEdge 3900 および 6900 シリーズ サブシステムの検出は、Solution.golden 設定ファイルの存在に基づいています。このファイルは、SUNWstade /var/opt/SUNWstade/DATA ディレクトリにあります。このファイルは、Storage Automated Diagnostic Environment config_solution(1M) ユーティリティを実行することによって作成されます。このユーティリティは、SUNWstade /bin ディレクトリにあります。このユーティリティは、製造、アップグレード、およびコンポーネントの交換時に常に実行する必要があります。

注:

Storage Automated Diagnostic Environment は、 Sun StorEdge T3 および T3+ アレイ、仮想化エンジン、Sun StorEdge ネットワーク FC switch-8 および switch-16 スイッチ デバイス、および Brocade Silkworm スイッチへのダイレクト Ethernet 接続 (帯域外) を使用します。  

 

 
サブネットを使用した LAN 上の Sun StorEdge デバイスの検索

[サブネット] ボタンを使用して、LAN 上の Sun StorEdge Network FC switch-8 および switch-16 スイッチ デバイス、Brocade Silkworm スイッチ、および Sun StorEdge T3 および T3+ アレイを検索できます。

  1. 検索するサブネットの IP アドレスを入力します。
  2. 検索するサブネット名の接頭辞を入力します。

サブネット機能により、サブネット内の有効なデバイスが検索されます。

検索結果は、マスターエージェントに返されます。マスターエージェントは、最近検出された有効なデバイスを、サブネットからメインの構成ファイルに移動します。