スクリプトの実行
Sun StorEdge T3+ アレイの構成
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Sun StorEdge T3+ アレイ メニューには、以下のオプションがあります。
- [構成を表示] - 指定した Sun StorEdge T3+ アレイパートナーグループの設定情報を読み取って表示します。これには、以下の Sun StorEdge T3+ アレイコマンドからの出力が含まれます。
- version
- sys list
- vol list
- vol stat
- port list
- port listmap
- [構成を保存] - アレイの構成を読み取った後で、Sun StorEdge T3+ アレイのスナップショットファイルを更新します。この情報は、必要に応じて再利用できるように保存されます。
- [パラメータの変更] - Sun StorEdge T3+ アレイのシステムパラメータを変更します。
- [構成] - Sun StorEdge T3+ アレイを再設定するための、一連のサブメニューを順番に表示します。 構成の更新に成功すると、情報はスナップショットファイルに保存されます。
以下の RAID タイプがサポートされます。
- RAID 1
- RAID 5
- RAID 1 と RAID 5
RAID 1 と RAID 5 が混在する RAID タイプの場合は、各 Sun StorEdge T3+ アレイに、3 つの物理ドライブから成る RAID 1 デバイスと、5 つの物理ドライブから成る RAID 5
デバイス、さらにスペアが含まれます。
- [復元] - スナップショットファイルに保存されている静的な設定により、Sun StorEdge T3+ アレイ構成を復元します。この機能は、LUN が失われたときや、Sun StorEdge
T3+ アレイを交換するときに、必要になる場合があります。
- [検査] - 現在の Sun StorEdge T3+ アレイ構成が、スナップショット ファイルに最も新しく保存されたバージョンと同じであることを確認します。
- [ビジー状態のアレイを表示] - 設定中または復元中の Sun StorEdge T3+ アレイの名前を表示します。
- [パスワードの検査] - T3 telnet パスワードを検査します。
- [T3+ LUN スライスを管理] -- T3+ スライスを作成および削除できます。サブメニューには以下のオプションがあります。
- [T3+ LUNスライスを作成] - このオプションでは、T3+ ボリューム上にスライスを作成できます。使用可能なボリュームのリストが表示されます。ボリュームを選択した後で、作成するスライスの数、サイズ (1 GB 単位)、および名前を入力します。
- [T3+ LUN スライスの削除] - このオプションでは、T3+ ボリューム上に作成された LUN スライスを削除できます。
- [T3+ LUN スライス情報の表示] - 指定した T3+ 上の現在の LUN 構成を表示します。スライス情報、LUN マップ情報、または LUN アクセス権情報を表示するように選択できます。
- [T3+ ボリューム スライスを有効化] - このオプションでは、指定した T3+ Sun StorEdge アレイ上でボリュームスライス作成を可能にするための、適切な T3+ システムパラメータを設定できます。
- [T3+ LUN マスクを管理] -- 特定の WWN に対する T3+ グループを作成して、LUN アクセス権を設定できます。サブメニューには以下のオプションがあります。
- [T3+ グループを作成] - このオプションでは、LUN アクセス権を設定またはマスクするために使用できる、T3+ グループを作成します。T3+ Sun StorEdge アレイを選択した後で、新しいグループに関連付ける WWN を入力する必要があります。また、このグループに初期 LUN を追加し、それに対してアクセス権を設定することもできます。
- [T3+ Group の削除] - このオプションでは、T3+ Sun StorEdge アレイ上の 1 つまたはすべてのグループを削除できます。
- [T3+ グループに追加] - このオプションを使って、既存のグループに新たな WWN を追加できます。
- [T3+ グループから削除] - このオプションを使って、既存のグループから WWN を削除できます。
- [Set T3+ LUN のアクセス権を設定] - このオプションでは、指定した Sun StorEdge T3+ アレイ上の個別の LUN またはすべての LUN に対して、LUN アクセス権を読み取り・書き込み (rw)、読み取り専用 (ro)、または「なし」に設定またはマスクできます。LUN アクセス権は、個別の WWN ごと、またはグループごとに設定できます。
Sun StorEdge Network FC Switch-8 および Switch-16 スイッチの構成 | [ 先頭へ ] |
Sun StorEdge スイッチメニューには、以下のオプションがあります。
- [構成を表示] - 指定したスイッチの構成を表示します。これには、以下の情報が含まれます。
- IP アドレス構成
- ポート数
- バージョン情報
- ポートの状態とタイプ
- ゾーン
- [検査] - 指定したスイッチの構成が、キャビネット タイプ (Sun StorEdge 3900 シリーズまたは Sun StorEdge 6900 シリーズ) に基づくそのスイッチの定義済みの静的構成と一致していることを確認します。
- [構成の設定] - 指定したスイッチを、キャビネット タイプおよび位置 (Sun StorEdge 6900 シリーズの場合に上下どちらか) に基づく定義済みの静的構成に一致させます。
- [構成を保存] - 指定したスイッチの現在の構成を、復元可能なマップ ファイルに保存します。
- [構成の復元] - 保存されているスイッチ構成をマップ ファイルから復元します。
- [ファームウェアをダウンロード] - Sun StorEdge
Network FC Switch-8 または Switch-16 スイッチにフラッシュコードをダウンロードして、リセットします。フラッシュコードは、/usr/opt/SUNWsmgr/flash ディレクトリの適切なファイルから自動的にロードされます。
- [スイッチポートを SL モードに設定] - 指定した Sun StorEdge T3+ アレイに関連付けられたスイッチ ポート SL モードを設定または設定解除します。"オン" を選択すると、各スイッチ上の対応するゾーン内のすべてのポートが SL モードに設定されます。"オフ" を選択すると、SL モードがクリアされ、ポートは下に示す定義済みの構成に戻ります。
- [スイッチポートを TL モードに設定] - 指定したスイッチ上のスイッチポート TL モードを設定または設定解除します。"オン" を選択すると、各スイッチ上の指定したポートリスト内のすべてのポートが TL モードに設定されます。"オフ" を選択すると、TL モードがクリアされ、ポートは後で説明する定義済みの構成に戻ります。
注: この機能は、DAS 構成 (Sun StorEdge 3900 シリーズシステム) に対してだけ使用でき、Solaris 2.6 上の SOC+ 接続に対して特に有用です。
- [スイッチ ポートをファブリックモードに設定] - 指定したスイッチ上のスイッチポートファブリック (F タイプ) モードを設定または設定解除します。"オン" を選択すると、各スイッチ上の指定したポートリスト内のすべてのポートがファブリックモードに設定されます。"オフ" を選択すると、ファブリックモードがクリアされ、ポートは後で説明する定義済みの構成に戻ります。
注: この機能は、DAS 構成 (Sun StorEdge 3900 シリーズシステム) に対してだけ使用でき、完全なファブリック構成で T3+ デバイス側ポートをタイプ F (ファブリック) に設定する場合に特に有用です。
- [スイッチゾーンの変更] - フロントエンドスイッチ上の各ハードゾーン内のポートリストを変更します。ユーザーは、ハードゾーン ID と、各ハードゾーンのポートリストを指定する必要があります。
注: この機能は、DAS 構成 (Sun StorEdge 3900 シリーズシステム) に対してだけ使用でき、4 ノードクラスタのサポートに対して特に有用です。
仮想化エンジン (VE) 構成メニューには、以下のオプションがあります。
- [ディスクプールの管理]
- [ディスクプールを作成] - 指定した Sun StorEdge T3+ アレイ上の物理 LUN に対応付けられるディスク プールを作成します。これは、VLUN の作成に使用できる物理 LUN です。
- [ディスクプールの削除] - 指定した Sun StorEdge T3+ アレイ LUN に対して、ディスク プールを削除し、ディスク プール内のすべての VLUN を削除します。このコマンドは一般に、Sun StorEdge T3+ アレイの再構成を実行するときに使用します。このコマンドは、modfiyt3config によって自動的に呼び出されます。
- [VLUN を管理] - 仮想 LUN を作成および削除できます。
- [VLUN を作成] - このオプションでは、1 つ、または複数のディスクプール上に 1 回のバッチ実行で、VLUN を作成できます。使用可能な仮想化エンジンペアのリストが表示されます。仮想化エンジン ペアを選択した後で、作成する VLUN の数およびサイズ (1 ギガビット 単位) を入力します。また、新しい VLUN をゾーンにも追加するように選択できます。
- [VLUN の削除] - このオプションでは、仮想化エンジンペア上に作成された VLUN を削除できます。
- [仮想化エンジンマップを表示] - 指定した仮想化エンジンの現在の保存済み構成マップを表示します。
- [ゾーンの管理] - 以下のオプションがあります。
- [仮想化エンジンゾーンを作成] - このオプションでは、1 つ、または複数の仮想化ゾーンを 1 回のバッチ実行で作成できます。使用可能な仮想化エンジンペア、起動元、および WWN のリストが表示され、ゾーンと HBA 別名の入力を要求されます。
- [仮想化エンジンゾーンにコンポーネントを追加] - このオプションを使って、既存の仮想化エンジン ゾーンに新たな VLUN または HBA を追加できます。使用可能な仮想化エンジンペアとゾーンのリストが表示されます。
- [仮想化ゾーンからコンポーネントを削除] - このオプションでは、既存の仮想化エンジンゾーンから VLUN または HBA を削除できます。使用可能な仮想化エンジンペアとゾーンのリストが表示されます。
- [仮想化エンジンゾーンの削除] - このオプションでは、仮想化エンジン ゾーン全体を削除できます。
- [構成ファイルの管理] - 以下のオプションがあります。
- [仮想化エンジンマップを表示] - 指定した仮想化エンジンの現在の構成を、マップ ファイルから、またはポーリングによって表示します。
- [仮想化エンジンマップを保存] - 指定した仮想化エンジンの現在の構成を保存します。
- [仮想化エンジンマップの復元] - 指定した仮想化エンジンの現在の構成を復元します。
- [仮想化エンジンマップの検査] - 指定した仮想化エンジンの現在の構成が、保存されている構成と一致することを確認します。
- [ホストを管理] - 仮想化エンジンホストを管理します。
- [マップを確認] - 指定した仮想化エンジンの現在の構成を表示します。
- [slicd デーモンの管理] - 仮想化エンジンデーモンを管理します。
- [パスワードの設定/クリア] - 仮想化エンジンパスワードを設定またはクリアします。
Sun StorEdge 3900 および 6900 シリーズ ストレージ サブシステムのログ機能の保守
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GUI の [ログを確認] オプションを使って、実行した各コマンドに対するすべてのログを見ることができます。さらに、runsecfg メニューを使用すると、最新の 50 行を表示したり、特定の日付に発生したエラーを表示したりできます。ログには、実行した構成操作に関するメッセージが含まれています。